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2013.06.03

家を購入する場合の消費税5%経過措置と新住宅ローン控除の重複適用の誤解

来年4月から消費税が8%に上がるため、駆け込みで住宅を購入検討している方が増えています。


相談内容で多いのが、いつから8%に上がるかという点。来年4月以降に引き渡しされたものが全て8%になるわけではなく、今年の9月末までに工事の請負契約を締結しておけば、来年4月以降の引渡しでも5%のままで大丈夫です。


もう一つは住宅ローン控除。消費税増税に伴い住宅ローン控除が拡大され、来年4月以降入居の場合の住宅ローン残高が現行の2,000万円から4,000万円の倍増されます。住宅ローン控除の控除不足額についての住民税の控除限度額も9.75万円から13.65万円に拡大されます。ちなみに来年3月31日以前入居の場合は従来どおりの内容となります。


消費税の負担と住宅ローン控除を見るとすぐにわかりますが、一番お得なのが今年の9月末までに注文契約締結、来年4月以降引渡し・入居というパターンです。消費税は5%のままですし、住宅ローン控除は拡大後の4,000万円の住宅ローン控除が適用となるからです。「では、このパターンで家を建てましょう!」というと、実はそんなにうまくいきません。


実は、住宅ローン控除が拡大されるのは「住宅の対価の額に含まれる消費税等の税率が8%または10%である場合である」とされており、「それ以外の場合における借入限度額は2,000万円とする」とされています。


つまり、来年4月以降の引渡しで消費税が5%となる場合には、従来の2,000万円の住宅ローン控除が適用され、拡大される住宅ローン控除は適用できなということです。消費税5%のまま拡大された住宅ローン控除が重複適用できるというわけにはいきません。



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