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2013.07.04

相続人に被後見人がいる場合の遺産分割

相続の遺産分割協議で、相続人の一人が被後見人です。相続人は被後見人の方とその子2人の合計3人です。


相続財産のほとんどが不動産で、預金、証券など現金がありません。


子の片方は不動産を売却し、売却代金を分けたいと主張、他方の子は不動産を残したいという状況です。


不動産を残すには、代償金を支払う必要がありますが、代償金の融資をしてくる金融機関がなかなかありません。可能性があるのは不動産担保ローンを専門としているノンバンクです。


不動産を残すことができるような絵を描こうとしているのですが、この不動産を子が単独所有するのであればノンバンクからの融資の道が開かれます。


しかし、被後見人である相続人は相続しないということでいいのか問題になりました。


相続するとしたら当然に不動産となり、それを相続したら子と共有ということになります。ノンバンクが融資するには、被後見人の相続人も共有者ですので連帯債務者か共同担保提供者になることが条件になるでしょう。しかし、被後見人なので裁判所は債務者と担保提供者もNGでしょう。


被後見人である相続人が相続しないということが通せれば問題は解決するのですが、それでは裁判所も後見人も認めないでしょう。財産は法定相続分をちゃんと相続する、でも債務者となることは認めない、となるのでしょう。。。


後見人制度は被後見人の財産を守る重要な制度ですが、後見人をつけた時点で様々なことがやりにくくなりますね。


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