News

2013.08.01

過去の契約書に印紙が貼っていない場合の時効

不動産会社の社長と話しをしている中で印紙税について質問がありました。


不動産を購入し、転売する業のため、購入時の売買契約書、売却時の売買契約書に印紙を貼る必要があります。


本来なら契約時に印紙をちゃんと貼っておくべきなんでしょうが、数が多いため、後から貼ろうとしてそのまま貼り忘れているものがあります。


印紙については多く貼ってしまったので還付を受けるという場面の話しは多々ありますが、貼っていないものを貼らなくていいか?という通常ありそうで今までなかった相談です。



≪質問1≫今から過去の契約書に印紙を貼って大丈夫か?知り合いから印紙の図柄が定期的に変更され、現在流通している印紙ではダメではないかと聞いたとのこと。


≪回答1≫今からでも貼りましょう。印紙の図柄は定期的に変更されていません。定期的に変更があるのは雇用保険の日雇労働者の印紙保険料でしょう。税務調査時点で貼っていれば問題ありません。

なお、税務調査時に印紙の貼り漏れが指摘された場合、過怠税が貼るべき印紙税額の3倍課税されます。ただし、税務調査で「不納付事実申出書」を提出することにより、自ら貼り忘れていたことを認めることになりますが、過怠税が1.1倍に軽減されます。



≪質問2≫10年前の契約書に貼った印紙の金額が多すぎるものがあるが、還付されないか。


≪回答2≫時効が5年ですから、すでに時効を迎えており、還付は受けられません。




≪質問3≫8年前の契約書に印紙が貼っていないが、今から貼る必要があるのか。


≪回答3≫これも時効が5年のため、貼る必要がありません。税務調査で指摘されても時効だからで終わりです。



印紙が貼っていなくても契約書の効力には何ら影響がないので、過去の契約書で貼り忘れていても、時効になった分は貼る必要がないですね!



元記事を読む...

戻る

検索

2017年06月
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30