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2013.08.21

相続で揉めたときの代償金 ~銀行借入で調達を目指します

お父さんが亡くなり、相続人がお母さんと子供2人の方の相続の案件です。


お母さんは認知症のため後見人を付けています。子供どおしは仲が良くありません。



で、いつものごとく遺産分割で揉めるわけです。財産はほぼ不動産のみで、評価額1億1,000万円。残債1,000万円の抵当はついていますが、それでもプラス1億万円の価値。


子供Aは財産を売ってしまい、現金で2,500万円寄こせ、相談者の子供Bはお父さんの財産を残したい。


ということで、子供Aに代償金2,500万円を支払って決着することで話しを進めています。ただ、子供Bに代償金相当の自己資金がないため、金融機関からの借入れを模索します。


この土地にはアパートが建っていて、軽量鉄骨で築25年、アパートローンも残っています。

さらに問題なのがお母さんが被後見人であることです。法定相続分2分の1相当は要求してくるのは当然ですが、この土地を担保に代償金相当の借入れをしようとすると、共同担保提供者として後見人、家裁の了解が得られるのか・・・。


その前に、金融機関がこの土地を担保に代償金相当の融資をしてくれるのか、まずはここからクリアします。相談者の方が事前に金融機関に手当たり次第飛び込みましたが、全滅です。無理とのこと。


そこで、私の方で金融機関に持ち込みました。


某都銀の支店長に持ち込んでみましたが、「収益物件が建っているのでその耐用年数でしか融資は貸せないのが原則である」との回答。築25年なので、残り耐用年数は2年、2,500万円を2年で返済できるのか?ということです。無理です!

「お母さんの相続分5,000万円に対して2次相続が起きた場合、子供Aはまた代償金2,500万円を要求してくるのでは?」、それであれば全体で5,000万円の借入れになってしまうとのこと。

まぁ、この回答は面倒くさい案件を上手く断るための文句だと思いますが。



次に不動産融資を専門にしているノンバンクの支店長に持ち込んだ回答。当然ながら融資はOKとのこと。ただし、金利が高い!返済期間はある程度交渉可能で、15年前後でしょう。相談者の方にかなり負担がかかるので、最悪の場合に使うことにします。。。



その次が地銀です。こちらはかなり感触良好です!都銀のように残存耐用年数しか見ないということもなう、金利も3%以下、返済期間も相当長期でいけそうです。



あとひと踏ん張りで、相談者の方の依頼どおり、お父さんの財産を守ることができそうです!気がかりなのは後見人、家庭裁判所の了解が得られるかどうか。。。これは次の関門です!









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