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2013.10.07

全損の生命保険がありました

法人の節税対策で生命保険を活用することは定番となっています。経営者の死亡保障があり、また退職金の積立てとしても有効です。


一般的には「逓増定期」、「長期定期」、「がん保険」の2分の1損金が主流です。


以前は長期傷害やがん保険も全損の時代がありましたが、2012年4月以降は全損ではなくなってしまいました。



このような中、ほとんど知れらていない全損が生命保険にめぐりあいました。


もともと存在は知っていましたが、年間保険料が僅かしか作れないということで節税には向かないのだろうということで、それ以上は追及しませんでした。


ところが、今回、某保険代理店より資料を見せてもらい、40歳で1,300万円、50歳で2,300万円の年間保険料となることが分かりました。これは被保険者1人につきです。繰り返しになりますが、支払った保険料の全額が経費になります。



そこで、気になるのが解約返戻率ですね。「逓増定期」の40歳だと解約返戻率は97%~100%です。逓増定期で解約返戻率が80%下回っているのであれば、それは止めた方がいいですね。払い込んだ保険料のほぼ全額が戻ってきます。


今回の全損の保険は81.5%です。。。返戻率だけで比較すると、まぁ~こんなものか~となるでしょう。


でも「全損」と「2分の1損金」では資金繰りは全然ちがってきます。たとえば、1,000万円の損金を作るのに全損だと1,000万円のキャッシュアウトで済みますが、2分の1損金だと2,000万円キャッシュアウトします。利益が1,000万円しかなくてもキャッシュアウトは2,000万円。。。どうやってその不足分1,000万円を用意するかと言うと、会社の積立資金を取り崩すか、役員が会社に貸し付けるかです。


会社あるいは役員個人に余裕資金がないときは、全損の保険の方がキャッシュフローは楽です。生命保険は基本的に8~10年払い込まないとピークにならないので、全損は安全ですね。。。



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